20代SEが未来に残す日記

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積立NISAが非課税期間20年、年間40万円に

こんにちは!スキマです。
制度の枠組みが中々決まらなかった積立NISAについて、詳細が決まったようですね。
途中、非課税期間20年、年間60万になったり、非課税期間10年になったりしました。
最終的には非課税期間20年、年間の投資上限額は40万円で決着が着いたようです。

NISAって?

まず初めにNISAとは何か。2014年から始まった「小額非課税投資制度」のことをNISAと呼びます。
なんだか難しい言葉ですが、NISAの口座で投資したものには課税されないよ、ということですね。通常、株や投資信託で得た運用益や配当は「20.315%」課税されることになっています。結構大きいですよね。10万円の利益が出ても約2万円は税として引かれてしまいます。
NISA口座の場合はこの部分が非課税になります。

どれくらいの金額をどれくらいの期間投資できるのか

2014年から始まった制度ですが、途中に変更があり、2016年12月現在では年間に120万円をNISA口座で購入することができます。
期間は2023年までとなっているので、それまで年額120万円をNISA口座で購入できるのですね。ただし、総額で600万円までとなっています。
ではある年に購入した株がいつまでも非課税になるのかというと、そうではないようです。非課税機関は5年になっています。注意したいのは、NISAで積立てたものは非課税期間が終わるとNISA口座から通常の口座に移管する必要が出てきます。もしその時の価格が購入価格を上回っていれば問題ないのですが、下回っていると損をしてしまいます。

具体的な例を挙げると、NISA口座で100万円分の株を買い、5年後の非課税機関終了時には90万円に下がっていました。この時にNISA口座から通常の口座(一般口座もしくは特定口座)に90万円という価値で移管されますよね。その後に価値が上がって100万円に戻ったとしても、通常口座で利益が出た10万円については課税対象になってしまうのです。元々は100万円だったのにです。景気の循環を考えると5年間という期間は短い気がします。
そういう観点では非課税期間の長い積立NISAの方が長い目で見て利益が出ている間に処分しやすいかと思います。

積立NISAって?

積立NISAは2019年に導入される予定となっています。これまでのNISAは非課税期間は5年間でしたが、積立NISAは20年になります。一方、年間投資上限額は120万円だったのに対して、40万円になります。
しかし、投資可能期間はわからないのですよね。もしこれまでのNISAと同じく2023年までだとしたら5年間なので総額200万円という小額になってしまいます。金融庁の要望にも上がっていた「投資可能期間の恒久化」が実現すればとても嬉しいことですが、難しいんでしょうかね...

ここまで書いていて、説明下手のために正しいことを言ってるか不安です...
今回書いたことで誤っているところがあればご指摘いただけると幸いです。