20代SEが未来に残す日記

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20代SEが仕事の傍ら書いているブログです。

地震対策を考える①

こんにちは!
スキマ☆です。

 

ここ最近、色々な地域で地震が発生しており、

改めて防災対策を考え直さなければいけないと感じています。

 

今から約5年前の東日本大震災で筆者が体験したこと、

それから学んだことを書かせてもらいます。

あくまで筆者が体験した中で感じたことですので一般的な対策については

別の記事で書こうと思っています。

 

東日本大震災発生時の一日

私は3年くらい前までは東京で仕事をしていました。

震災当時も東京のビル5階で仕事をしていました。

3月11日に地震が発生すると、建物がギシギシ鳴る様な揺れ方をしていました。

 

あの時は現実で起こっていることではない様に感じていました。

頭が真っ白だったのです。

地震が起きた時の対策はなんとなく考えていたくらいでしたが、

いざ地震が発生した時にどう行動すれば良いかわからず、

指示があるまで周りをキョロキョロ見渡していただけでした。

ビルの外に避難するよう指示が出され、揺れで足元がふらつく中なんとか

外に出ました。

 

外の少し開けた場所まで避難していましたが、地震が頻発しており、

周りのビルはとても揺れていました。

その後、仕事を再開できる状況ではなかったため、帰宅命令が出されました。

 

私は荷物を取りに行くため、職場のフロアに戻りました。

職場はパソコンやファイル、棚が倒れており、この時改めて

地震の大きさを認識しました。

(今思うと荷物を取りに行く行為が安全であったか疑問です)

 

そのまま帰宅をすることになりましたが、交通機関は麻痺しており、

帰宅手段は自らの足で歩くのみでした。

私の家までは電車でも40~50分。

歩いたら何時間かかるかわかりません。

タクシー乗り場は待つ人で行列になっています。

 

そんな状況のため周りは徒歩で帰宅する人で大行進が始まっていました。

東京のど真ん中だったためかなりの人が仕事を切り上げ、

歩いて帰宅をしているところでした。 

私もただただその流れに沿って歩き始めました。

 

革靴だったため、5〜6駅程歩く頃には少し足が痛くなってきました。

周りにはまだまだ帰宅へ向かう方がたくさんおり、行列を作って歩いていました。

途中にはタクシーを拾おうとする人も多くいましたが、

ほとんどのタクシーは既に人を乗せていたため捕まえることができません。

道路も渋滞しているので車でも中々進まない様な状況でした。

 

お腹が減ってコンビニを覗いても食品はほとんど売り切れていました。

皆が食品を買いだめしようと買い漁って行ってしまったのだと思います。

 

途中、地下鉄の運行が再開したこともあり、電車で家の近くまで進めましたが、

会社を出てから5~6時間掛けて帰宅をしたと思います。

もし電車が動いていなかったら野宿等考えないといけない様な状況になっていたかも

しれません。

会社から歩いて帰宅を始める前に効率的なルートや、歩いて帰れる距離か

冷静な判断をしていれば他の手段(ホテルの部屋を取る、会社に泊まる等)を

取れていたとおもいます。

 

東日本大震災で学んだこと

ここまで振り返りながら書いてみました。

当時はもっと感じたことがあったと思いますが、

以下にあげることはすぐに準備しておこうと思います。

 

・大きな地震が起きた時の行動を考えておく

・いつ地震が起きてもおかしくないという心構えを持つ

・勤務先から歩いて帰れる距離なのか計算しておく

・長距離を歩く事態に備えて運動靴を勤務先に用意しておく

・家族と話し合い、連絡の手段、集合場所を決めておく

・非常食、水は事前に備蓄しておく

 

しかし、地震での被害が大きいのは家の環境によるものだそうです。

次回はそれについて書いてみたいと思います。

 

何よりも、地震は起きるものだということを前提に考え、

対策できることはたくさんあります。

そのときになって後悔しないように、できることはしっかり対策しておこうと

思います。

 

ありがとうございました。